病院勉強会での学び~おしり疾患編~
みさなん、こんにちは☺
すっかり秋めいてきましたね🍁
少し寂しい気もしますが
穏やかで食べ物がおいしいこの季節が
私は大好きです♡
さて今日は
昨日病院の勉強会で学んだことを
自分の備忘録もかねて
皆さんにシェアしたいと思います。
今回の勉強会のテーマはずばり。。。
おしり疾患!!!!!!!!
消化器系の病院や病棟でも
マイナーな分野かなと思いますが
意外と悩んでいる患者さんがいるんではないかな~と思います。
私がが働いている病院は
常勤医で肛門外科専門の医師がおり
週4回は肛門疾患系の日帰り手術を行っています。
外来も、肛門疾患専門外来が一番混んだりします!!!!
私も日帰り手術の介助についたり
手術前オリエンテーションや術後フォローなどを
担当することが多いので
今回の勉強会は
実は自分が提案し実現したものです✨
以下、勉強会内容のまとめです
まず肛門疾患の内訳は
1.痔核(内痔核+外痔核)・・・59%
2.裂肛(いわゆる切れ痔)・・・22%
3.痔瘻 ・・・7%
4.その他(直腸脱、粘膜脱症候群など)・・・12%
で、痔核が圧倒的に多くなっています。
肛門疾患の3大症状に
①脱出:排便後などに飛び出る。痔核、直腸脱で起こる
②痛み
③出血
があり、
軽度の場合は、
軟こうや内服などの「保存的治療」が適応され
重度の場合に「外科的処置=手術」が適応になります。
重症度についてですが
私の働いているクリニックでも圧倒的に多い
内痔核の病期分類は
Ⅰ度:脱肛しない=痔が飛び出ない。
(この場合で発見される場合、主訴は出血であることが多い)
Ⅱ度:排便時に脱肛するが、自然に戻る
(この場合は、排便時の違和感が主訴である場合が多い)
Ⅲ度:脱肛し、指で押し戻さないと戻らない
Ⅳ度:脱肛したまま、指で押し戻せない
となっており
Ⅲ度以上が手術適応になります。
最も患者数の多い痔核の手術は
大きく分けて2種類あります。
・ALTA療法(硬化療法)
・(結紮)切除療法
です。
ALTA療法は
痔のふくらみにジオンと呼ばれる薬液を注入し
痔を縮ませ、もとあるべきところに固定する治療で
注射のみの手術です
一方切除術は
脱肛部分を物理的に取り除く手術になります。
一般的にALTA療法は内痔核に対して行われる治療で
外痔核は切除しないと治らないとされています。
肛門の解剖は
約2㎝の肛門管をいくつもの異なる組織が構成し
その中の「歯状線」と呼ばれる線の
外側(肛門測)にできるものを外痔核といい
内側(口側)にできるものを内痔核といいます。
普段何となくわかっていたつもりの知識が
1つ1つ明確になり
これらの知識があることで
医師の診断の内容がぐっと理解できるようになりました。
どんなことも
基礎から確実に知識をつけていくことって大事ですね♡
まだ勉強会での学びはあるので
またシェアしたいと思います☺
読んでいただき、 ありがとうございます✨
なの
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